[よるべな]

「日記が止まっている」との指摘を受けて、更新。
ぼんやりした無気力な日々が続いている。とても力弱く感じる。自分の部屋や学生室のモノたちが、廃虚の瓦礫のように見える。
「寄る辺ない状態とは、救いのない者の境涯のことである。」エピクテトス。「よるべない」が、こうへいの最近のキーワードなのだッ。

金曜のカウンセラーの先生が、今日はお休みなので、先週に引き続き、会えない。会ってお話ししたいなあ。
この1週間は、学会や海外からの人のお迎えやらで、振り回されて、自分の状態もよく分からなく、混乱している。

きのう借りてきた本：
1)ルネ・ヴァン・ダール『キキとララのべつべつのパーティー』サンリオ。
1977年のキキララの絵本。予想に反して、なかなか良い本でした。キキとララ、一心同体の2人が、それぞれの秘密をもってしまい、悩むという話。キキとララがはだかん坊というサービスカット（？）有。

2)高橋規子・吉川悟『ナラティヴ・セラピー入門』金剛出版
最近のファミリーセラピー系は、ルーマンとかイアン・ハッキングとか引いてるのだなあ。システム論・構築主義系の浅薄でプラグマティックなおいしいとこどり、という意味では経営学に似ている。

きのう買った本：
1)池上彰『そうだったのか！日本現代史』集英社
これは実に良い本です。中学生にも読めるでしょう。世情にうとい私には、じつに有難い。大おすすめの一冊です。

2)ドイツ語検定3級・4級の問題集

明日の読書会に備え、毛沢東『遊撃戦論』（中公文庫）を読む。毛沢東のくっきりした文章は、ぼんやりした頭でも読める。

帰って、寝ます。