今日は、五反田の古本屋「魚山堂」で物色していたら、いきなりボタボタと雨が降りだしたので、なにも買わずにあわてて帰った。

魚山堂の店頭に、ちばてつや『ユキの太陽』『みそっかす』と、『島っ子』か『あかねちゃん』のどちらか、どれも愛蔵版の全巻揃いが置いてあって、うれしくなってしまった。2,3日じゅうに行って買ってこよう。
コペは小さい頃、これら、ちばてつやの初期の少女漫画にけっこう影響されて育った。
どうも、基本的なモラルとか価値観とか、ベースは『島っ子』『みそっかす』あたりにありそうだし、それらの主人公の少女は、コペにとって「あこがれの少女」でもあり、同時に自分がそうなりたいモデルでもあった気がする。
赤塚不二夫『ひみつのアッコちゃん』って、顔がちばてつやの少女に似てるよね。あのころの少女漫画の顔なのだろう。

その他、魚山堂で気になった本:
・東浩紀『存在論的、郵便的』(新潮社)
900円。いいかげん買うかなあー?あんまり読む気がしないんだけど。どうもコペは、話題になった本は読む気がおきないという悪い習慣があって…。

・サール『言語行為』(勁草書房)
1300円。安い。これは次に行ったとき即買い。

・井口時男『悪文の初志』(講談社)
井口先生の代表作が500円。どうやらいい本らしいが、コペにあまりにも馴染みのない分野なので、読むにはハードルが高いか。

・養老孟司『形を読む』(培風館)
形態学の本。「かたち」って、面白そうでなかなか考える端緒が見つからないもの。
前に読んだ、本川達雄『生き物は円柱形』(NHKライブラリー)がたいへん面白かったこともあり、形態学はちょっとひかれる。
中村雄二郎『かたちのオデッセイ』(岩波書店)が大岡山の日月堂に2500円で出ているが、どうも中村雄二郎の本は、テーマが興味をひく割に、読んでみると面白くないので…。

・スヌーピー本2冊:『スヌーピーたちのアメリカ』『グッド・グリーフ』
前者は新潮文庫で出ているので、そちらを見つけたら買う。後者は高かったのでパス。
『グッド・グリーフ』の増補新訳版『スヌーピーと生きる チャールズ・シュルツ伝』ってのが出てるんだね。このタイトルは改悪だよなあ。

・岩崎紘昌『テディ・ベアの本』(ネスコ)
500円。

なお魚山堂のとなりのお店で、大井町ヤワタヤと同じマロンクリームのエプロンが売っていた。
すっっごい、かわいい柄なのだけど、あの生地は、巾着袋むけだと思う。エプロンにしては柄が細かすぎて、映えない。
しかし最近のサンリオは「キティ」以外では「プリン」「クリリン」「ばつ丸」、こないだ新シリーズが出た「マイメロ」、それに「しんかんせん」、そのあたりばかりがメジャーだ。
クリリンがあんなにメジャーになるとは思わなかったなあ…「とっとこハム太郎」との相乗効果だろうか…。
コペの3大キャラクター、キキ&ララ、ポチャッコ、マロンクリームは、いまいちマイナー。いまじゃ一番健闘してるのはマロンクリームかもしれない。がんばってほしいものである。
近々キキ&ララの新学期向けのグッズが出るとのウワサあり。

その後、マヨネーズが食べたくなったので、大岡山のマックで、てりたまバーガーセットを食べた。

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