コペにとって最初(最後とならないことを祈る)の論文の最終原稿を、
今日出してきた。そのついでにタヒラ堂に寄ったが、なにも買わなかった。

気になった本:
・パットナム論文集volume?,100円.
あの、パットナムである。分析哲学の巨人である。ちなみに、英語の原書である。
そんなものが何故、大岡山の古本屋にあるのか?古本屋の面白さ。なんか嬉しい。
100円なら買ってもいいのだが、メジャーな仕事の後の論文集ということもあり、
絶対読まないので、やめといた。

・細谷昌志『カント表象と構想力』創文社
この古本屋でまえから気になっている一冊。
カントの判断力批判〜形象〜ハイデガーの『カント書』、
このあたりに反応する人なら買いたくなるはず。
しかし古本値で3400円は悩む。

夜は、研究室のOG、Hさんと会うことになっていた。
留学生のKさんといっしょに自由が丘で、ばんごはんを食べながら歓談し、その後カラオケ。
楽しかった。ありがとう。
Hさんは、ほとんど「歌デビュー」だったらしい。


さて先日、深夜テレビで例の「あつまれじゃんけんぽん」の再放送を見た。
たまたま見たのは、「生活の枠をまもりましょう。そのためには、早寝をしましょう。」
という話。
このテーマを取り上げるのには、大賛成。
道徳番組では、「友達をたいせつに」等、心のもち方が強調されがちである。
むろん、それも作り方によっては、印象深いものになりうる。
しかし、生活習慣を守ることを教えるほうが、心のもち方を教えようとするより、
社会にとっても道徳にとっても、百倍も千倍も大切である。
これは私の信念だ。
コペは大学に長くいるから特にそう感じるが、生活習慣を守っているかいないかは、
生活の効率にも、心理的な安定にも、きわめて大きな違いとなってくる。
そこを無理ないドラマに仕立てるところ、さすがは「あつまれじゃんけんぽん」である。
いまETVの幼児・教育放送で輝いているのは、いうまでもなく「ぐーチョコランタン」
と「さわやか3組」だが、「あつまれ…」も、それらほど目立ってはいないものの、
地味に良い仕立てになっていると思う。
キャンディーの、お父さんだっけ誰だかが、早寝しなかったために一年に1000時間も
無駄にしたそうだ。
これはユーモアとして聞いても良いのだが、事実ありえるから恐い。
あと、うしろで2つに髪をしばったキャンディーもかわいかった。

しかし、「早寝しよう」という趣旨の番組を午前3時に放映するNHKの神経がわからん。
それを言ったら、その時間に見ていながらその趣旨をリスペクトしているコペもだが。

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