ねこばやし・たまり場

今日は一日、雑用的な仕事に追われた。
大学でとある書類を書いた後、アパートの契約更改
のため蒲田の不動産屋へ。
戻ってすぐ、バイト。
コペはファッション＆リカーという不思議な
コンセプトのお店で売り子をしているのだが、
今日はいわゆる棚卸し。ビールが何本…と数える
やつである。
思ったより時間がかかり、疲れた。

いっしょに作業したコバヤシさんは、ものすごく
疲れた様子だった。
コバヤシさんは最近、睡眠時間がすっごく長く
なってるそうだ。バイトの休憩時間にも寝ている。
フト「寝こばやし」という語が頭に浮かんだ。
寝こばやし…ねこばやし…猫林！？
なんかすっごいかわいい名前じゃん、ねこばやし。
ちょっと谷山浩子はいってるよね。

大学で教授より、クィア・スタディーズの論文を
いただいた。なぜ私がクィア・スタディーズに
興味が無くもないことを知ってるのだろうか？
コペが、生まれ変わったらコギャルになって、
ルーズソックスはいて「チョベリバ〜」とか
言いたいと願っているのを知ってるのだろうか？
いやホントはキティちゃんの着ぐるみをかぶって
さりげにキャンパスに出没する夢をもっている
ことまで知られていたら、どうしたものか。

ところで、チョベリバといえば、たまり場。
似てない？「ちょべりば」と「たまりば」。
「たまりば」というのは、さしづめ「たまには
リバーに遊びに行きたい」を意味する若者の
略語といったところか。意外に健全。
自然と触れ合うのは良い。
こんなふうに使うのだろう：

「ねぇ、セーコォ、今日どこ行く〜？」
「フゥ〜（タメ息）タマリバ〜？」

…さてそのクィアの論文だが、
「反形而上学」「ポスト構造主義」等々、
コペ的にノスタルジーをそそる言葉が並んだ、
心あたたまる愛らしい論文である。嘘です。
それより、その論文の著者の住所、岡崎市明大寺
といえば、コペが通っていた高校から近いところ
ではないか。

話が前後して申し訳ないのだが、さっきから
気になっているのは、「たまには多摩川に
行きたい」というのは、「たまたまりば〜」
と言うのだろうか？
（いえ今日、多摩川駅で乗り換えしたもので…）